【米国CPIの予習・復習】22年9月の米消費者物価指数(CPI)

市場予想とこれまでの推移について

市場予想

市場は総合に注目しています。

指標	9月の市場予想	前月	過去最高
総合	8.1%	8.3%	9.1%(22年6月：7月発表)
コア	6.5%	6.3%	6.5%(22年4月：5月発表)

過去の推移

総合

コア指数

前月の流れ

数字自体は下がったものの市場予想を上回り株価は大幅下落

• 結果は総合8.3(前月比-0.2) コア6.3(前月比+0.4)
• 両指標とも市場予想を+0.2上回りFRBの利上げ予測が上がったことにより株式は大幅下落
• ダウ平均株価1276.37（-3.94％）
• ナスダック632.84(-5.16%)

詳細は以下を参照。

【インフレ】米国CPI(消費者物価指数)の遷移

消費者物価指数についてのまとめ。

kitakuma-kabu-db.net

9月発表に対しての動きの予想

あくまで個人的な意見になります。実際の投資は自己責任でお願いいたします。

CPI(総合値)の動き
8.1%以上の場合	インフレの抑制が効いていないと判断され株価は大幅下落の可能性あり。
7.5~8.0%の場合	市場の動きを観察してどちらに動くか様子見。 コア指数の伸びによっても警戒。
7.4%以下の場合	インフレ低下い進んでいると思われ株価は上昇の可能性あり。

実際の動き

• 総合8.2(前月比-0.1) コア6.6(前月比+0.3)
• 市場予想を上回った結果ダウは一時500ドル以上下げたがその後ショートカバーが入り終値は30,038円まで上昇
• ダウ平均　+827.87(+2.83％)
  ナスダック　＋232.05(+2.23％)

【インフレ】米国CPI(消費者物価指数)の遷移

消費者物価指数についてのまとめ。

kitakuma-kabu-db.net

まとめ

• 総合は7％代に乗ってくるかを要確認、8％代の場合は株価の上昇は厳しいと予想。
• コアは5%代に乗ってくるか？6％代の場合は総合と合わせて要確認。
• 発表される数値によって行動を決める必要がある。
  ※参考は本記事の「★月発表に対しての動きの予想」の章を参照。