ミシガン大学費者信頼感指数

ミシガン大学消費者信頼感指数とは？

ミシガン消費者信頼感指数とは、米国の消費者マインドを表す経済指標です。
ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが発表され毎月第二または第三金曜日に速報値、最終金曜日に確定値が発表されます。

• 1966年を100とした指数
• 速報値300人、確定値500人と人数が少ないため月ごとのブレが大きい
• カンファレンスボードの消費者信頼感指数(5000人規模、月末発表)より発表が早いので先行指数とされることがある

予想と発表値の比較で、予想より高ければ経済は好調とみなされます。

項目

以下に注目してみてみます。

項目	内容
信頼感指数	現状判断指数（約40％）と先行き期待指数（約60％）で構成
現状判断指数	現状の評価
先行き期待指数	先行きの評価
1年先のインフレ率	–
5年先のインフレ率	–

株価やドル円への影響

基本的な考え方は以下となります。

数値の変化

• 数値の上昇：米国経済の好調を示唆
• 数値の下落：米国経済の不調を示唆
  インフレ上昇懸念など

まとめ

注目すべき項目

• 信頼感指数の毎月の変化に注目

状況の改善と株価やドル円に与える影響

基本的な影響は以下の通り

状況の変化	項目	影響
改善	信頼感指数の上昇	景気改善 ・株価上昇の期待
悪化	信頼感指数の減少	景気悪化 インフレ率上昇懸念 ・株価下落の懸念

注意点

• 第二金曜日委出てくる値は速報値、また調査件数が比較的少ない(ブレがある)のでその点にも注意する必要がある