指値オペとは?
日銀が実施する指値オペについての解説です。
ざっくり解説
日本銀行が決められた金利で国債を無制限に買い入れる公開市場操作です。
決められた金利で債券を買い取るため、金利を一定に抑えます。
債権の利子は一定のため債権価格が下がると金利が上昇します。
債権を無制限に買い入れすることで債権価格の低下が止まり金利がそれ以上上がらなくなります。
指値オペによる影響
22年3月28日に29日から3日間の連続指値オペを発表、ドル円は急激な円安になりました。
122円台から125円台まで急激な値幅変動がありました。
長期金利(10年)を±0.25%としている日銀は、0.25%に近づいたため今回は0.25%で指値オペを実施しました。
日本は金利を抑える金融緩和、アメリカは金利上昇と日米間での金利格差が生まれます。
アメリカのほうが利回りが大きいため円を売ってドルを買う動きになり急激な円安となりました。
コメント