投資における失敗談を残すコーナーです。
自分自身には「反省」と皆さんには「反面教師」にしてもらえればと思います。
ルールを決めずに取引をしてしまう
今回の失敗は「ルールを決めずになんとなく取引をする」です。
心当たりある方はいますでしょうか。
ルールを決めてから投資することは非常に重要だと思っています。
頭では一定のルールを決めているつもりでしたが、実際は明確なルールが決められていなかったです。
「○○(明確な数字や基準)の場合、購入する。」のようにはっきりとさせるのが大事です。
ルールを決めて起こった変化は以下の通りです。
- 購入できるタイミングが限定される。
- 感情でポジション(株を購入)を取らなくなる。
- 厳しめの条件であれば勝率が高まる。
なぜルールを決めるのか?
実際なんとなくトレードした結果大損した経験を踏まえると、ルールを決める理由は以下にあると感じています。
ルールを決める理由
- むやみにポジション(株を購入する)を取らないようになる。
- 買うタイミングを間違えても損切りラインを下げることができる。
ルールを決めないとどんなことが起こる?決めるとどうなる?
感情に勝てず急騰にとびついてしまった
私がよく失敗する例ですが、株価が急騰したときに飛びついてしまうことです。
わりかし短期なトレードの話ですね。
そういう場合は大抵だまし上げ(すぐ株価が元に戻る、最悪は下落し始める)で損を負ってしまいます。
株価が急騰するのを見ると以下の感情がわきます。
- 焦り。このタイミングを逃すと株価が上がって買いづらくなってしまう。
- もったいない。せっかく株価を追っていてチャンスが来たのに逃すものか。
そもそも何も考えてない・準備ができてないのが原因で株価上昇の前に購入できていないんですよね。
投資家同士の戦いなので感情で取引すると負けが多くなります。
感情に支配されないためにルールを決めることが大事になってきます。
ルールを作ってみた
私の場合、急騰した株は大抵ボリンジャーバンド+2σ付近、またはそこを超えていました。
バンドウォークに発展すればいいのですが、そうならずに損することも多くありました。
それを踏まえて以下のルールを設けてみます。(私の場合ですので参考までに)
- ①短期と中期チャートの両方がボリンジャーバンドの±0ラインを下回っている。
- ②短期と中期チャート両方ともMACDが上昇トレンド。
(中期はゴールデンクロス発生直後が望ましい) - ③中期チャートは上昇トレンドまたは上昇トレンドを形状しそうな形である。
- ①②③を満たしたタイミングで購入する。
地合いがいいときはボリンジャーバンドの制限ラインを緩和したりもしています。
ルールがあるとどうなったか?
なかなか株を購入できません 笑。
条件がそろうことがなかなかありません。
失敗から決めたルールなので結構厳しめです。
本来、勝てるタイミングなんてそうそうないということですね。
ただ今まで飛びついて負けていたような場面での負けはなくなりました。
同じような場面でだまし上げになった場合、ホッとします。
逆に購入できた場面はかなり上昇に期待ができるので勝率は上がっています。
また間違ったとしても低い価格帯で購入しているので損切りまでの価格幅が狭くなります。
損失を限定できるため負けたとしても被害を抑えられました。
簡単なことですが、恥ずかしながらこれができていませんでした。
最後に ルールを決める理由の再確認
まとめになります。
なぜルールを決めるのか
- むやみにポジション(株を購入する)を取らないようにするため。
- 買うタイミングを間違えても損切りラインを下げることができる。
ルールを決めて起こる変化
- 購入できるタイミングが限定される。
- 感情でポジション(株を購入)を取らなくなる。
- 厳しめの条件であれば勝率が高まる。
まだまだ感情に左右されることがあります。
自分への戒めとしてここに残しておこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
感想や意見、間違え等ありましたらコメントお願いします。
また、あくまで個人的な意見になります。実際の投資は自己責任でお願いいたします。
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